【chocoZAP チョコザップ】たった1年半で店舗数が約1,350店舗!47億円の赤字も想定内?学ぶべき経営戦略を解説!

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最近よく見かけるchocoZAP(チョコザップ)ですが、なぜこんなに目にするようになったのでしょうか。「コンビニ感覚で通えるジム」「料金が安い」と人気ですが「実態を掴めない」という方も多いはず。一般的な24時間ジムとは一線を画すサービスの内容、どんな戦略で急拡大しているのかを解説しています。

chocoZAP(チョコザップ)とは?

ライザップって皆さんご存じですよね。CMでもおなじみの「結果にコミットする」というフレーズで有名人を起用し、短期間で痩せることができるサービスを提供している会社です。そのライザップ社が運営している、ちょこっとよれる感覚でジムに通うことができる、「無人コンビニジム」を提供するサービスです。2022年7月にサービスを開始し、月額3,278円で全国どこの店舗(ジム)も24時間・365日使い放題です。

スタートする前から2023年の日経トレンディヒット予測ランキング2位にランクインしています。2024年3月現在、店舗数が訳1,350店舗、会員数112万人もいるんです。日本の人口が約1億2000万人ですから、100人に1人は入会している計算です。アメリカでは5人に1人がジムに通っているといわれており、日本ではまだまだ少ないですが、ものすごい会員数であることがわかりますね。代表の瀬古社長は、1万店舗まで拡大を予定しているようです。

「家ではなく、気軽に通える」をコンセプトにしているところが今までにない発想です。ジムに行くときは、トレーニングウェアに着替えて、ちょっと気合入れないと行きにくいですよね。気軽に会社帰りや散歩の途中に行けて、ジムに行くハードルを低くしていることが成功のしている要因ではないでしょうか。

成功の秘訣とビジネス戦略

先日、ライザップ社の2023年第三四半期決算発表がありました。売上1,229億円、49億円の赤字でした。ただ、chocoZAP(チョコザップ)単体で見ると黒字転換しており、好調なため、通期予想を19億円の赤字に上方修正しています。

もともとライザップ社が赤字の会社を買収してきた会社ですが、今回、チョコザップ単体はあえて黒字化したという見方もできます。さすがに上場している以上、ずっと赤字だと、株主や銀行から心配されてしまいますよね。出店するためには初期費用が多くかかりますが、一旦出店ペースを落とし、初期経費を削減することで黒字化しています。

フィットネス業界で会員数でシェアがいきなりトップになっています。その次に、エニタイムフィットネス、カーブスと続いていきます。エニタイムフィットネスは筋トレガチ勢のガッツリ系もおり、カーブスは女性専用にするなど特色を出しています。

chocoZAP(チョコザップ)のサービス内容

無人のため、セルフで24時間営業となります。筋トレスペースのほか、マッサージチェア、ワークスペース、エステ、ホワイトニング、脱毛、ネイル、ゴルフなどのサービスも展開しています。月額3,278円だったら通ってしまいますね。

ここ最近変わったコンセプトのお店も展開しています。なんと、「ジムなしchocoZAP(チョコザップ)」です。店舗によりますが、トレーニング機器がなく、マッサージチェア、エステ、ホワイトニング、脱毛、ネイル、ランドリー、カラオケ、ダース、ビリヤードがあるようです。

ビジネス戦略のヒント

上記記載の数店舗でトレーニング機器なしの店舗を出店し、テストしているのです。どこにニーズがあるのか、本当にフィットネスにニーズがあるのかの統計を取っているわけです。1,350店舗中数店舗でダメになっても大した影響ありませんよね。

どんどんテストを繰り返し、改善して店舗を広げていく。まさにトライ&エラーでいいサービスを提供しているのです。ザッカーバーグの言葉で「完璧を目指すな まず終わらせろ」というのがあります。完璧を求めすぎて、出店もできないというのはよくありますよね。お試しすることで、お客さんからいろんな指摘を受けながら改善していく。この考え方はどのビジネスマンも見習ったほうがいいですね。

退会者は必ず出てきます。その理由は、「機械が故障していた」「男性の客が多くていやだ」「店舗が汚い」等様々あるようです。これだけ店舗数があれば、そういった店舗も出てきてしまうのは致し方ないと思います。今回出店スピードを落とした理由は、既存店の品質確保のため、踊り場を作ったと、代表の瀬戸社長はおっしゃっていました。

チョコザップ利用者が継続してくると、今度は本格的に鍛えたいという人も出てきます。その場合は、ライザップに誘導するなど、グループ内で対応できる循環ができているのも成功のポイントではないでしょうか。世の中のサービスには、高価格帯のものがあれば、低価格帯のものが売れる、低価格帯のものが売れれば、今度は高価格帯のものが売れる傾向にあります。高級寿司もあれば、100円寿司もありますし、100円寿司ばっかり食べていたら、いいところもたまには行きたくなりませんか?

まとめ

チョコザップの成功のヒントは、先に記載した「完璧を目指すよりまず試せ」「高価格帯サービスと低価格帯のサービス」もありますが、「人件費が店舗でかからない」「サブスクモデル」であることも成功の要因です。

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